記事はありません。

記事はありません。なにも書き残すようなことはありません。好きな人も好きなものも楽しいことも本当はなにもなかったんだと、最近はずっとそう思っていたけど、ここに残っていた記事を読んで、そんなこともなかったんだなと感じました。全部読んで、好きだった人の文体を真似しようと意気込んで、拙い語彙を総動員して、思ったことがストレートに伝わるように文を書いていたことを思い出し、それでも全て非公開にしました。ごめんね。でも、今のわたしには虚勢を張ることも難しい。数年前の自分が眩しい。夢を見ることで救われることはないんだよ。今はみんなにこう思われたいという像が全くイメージできない。多分、周りに既に、私の理想を叶えてる人がたくさんいて、その人たちは昔から努力を積み重ねてきた結果なんだろうということがわかっていて、どうして私は頑張ってこれなかったんだろうと考えてしまう。インターネット上の偶像に現を抜かしているうちに、現実世界での自分がわからなくなっちゃったんだね。この状態、マインドレスって言うらしいよ。へぇ、別に知らなくてもいい言葉。今から頑張ってもどう考えても誰かの劣化版にしかなれず、私の居場所は確保されないんだと思います。何の取り柄もないなら、小説でも演劇でもブログでもどこでもいいから純文学ごっこができるような教養だけでも積んでおいてほしかった。私は本当に辛くて苦しくて、他に吐き出せるところがないから最後の手段として文章に頼っている。でも、これを読んでも馬鹿も悩むことがあるんだなぁとしか思われない。誰か共感してくれませんか。勉強できないしアニメは見れないし小説も読めないしお金はないし顔も体も良い部分がひとつもない。ちゃんと考えろって責められても考え方がわからなくていつも迷惑かけてごめんなさい。生きててごめんなさい。大学生にもなって恥ずかしい。


でも、ご飯が美味しく食べられるうちは大丈夫なんだって。好きなものを食べて、美味しいなんて言ってる時だけは幸せです。将来に絶望してるわけでもなければ、手を差し伸べてくれる人がいないわけでもない。周りには敵とは言えないが味方でもない賢い無関心を備えた大人たちばかりで、優しい地獄とはこのことだなと思ったり。でもまだ大丈夫だよ。みんないつもありがとう。


酔っ払いの文章。実験レポートに追われています。